スマートフォンを始める

OSについて

久しぶりの更新です。

今回のお題は「スマートフォンを始める」

 

 私は、iPhone5ユーザです。そこで、電話の話題はiPhoneが中心となりますので、ご了承ください。

 しかし、初回はスマートフォンの種類についてみていきたいと思います。

 

 まず、「OS」これはオペレーションシステムの略で、新聞等では「基本ソフト」と注釈されます。

 これはなにかというと、パソコンでいうところの「Windows」や「MacOS」のことです。

 スマートフォンには「iOS」「Android」「Windows Phone」といった種類があります。少し前までのスマートフォンには「Symbian OS」というのもありました。

 

 iPhoneで使われているのは「iOS」で最新版(2013年12月現在)は「iOS7」です。

 iPhone以外のスマートフォンでは「Android」が使われており、最新版(同上)は「Android4.4 KitKat」です。

 「Windows Phone」は最新版(同上)は「Windows Phone8」ですが、日本の市場には今のところ出回っていないと思います。

 

 「iOS」はその番号どおり、7番目のメジャーリリースで、iPhone5s、iPhone5cと一緒にリリースされました。

 iPhone5s、iPhone5cには最初から、それより前のiPhone5までは一部機能を除いて、「iOS7」をそのまま使えます。

 「Android」は後ろについている「KitKat」という名前がありますが、これはあくまで開発名称で正式名称は「Android4.4」が正しいのですが、この「KitKat」は最初のバージョンの頭文字が「A」から始まり、現在の「K」までABC順できていて、今は11番目のメジャーリリースとなります。

 もちろん、どちらのOSもそれまでの間にたびたびマイナーバージョンアップを繰り返しています。

 

 「iOS」を載せた電話は、iPhoneのみでアップル社1社からしかでていませんが、「Android」を載せた電話は、世界中のさまざまな会社から出ています。そもそも、「Android」はその「OS」を使う分にはタダなので、開発側からみると載せやすく、改造しやすいというのがあります。

 アップル社は他社から自社の「OS」を載せた電話は出させたくないので、他社は「iOS」を載せた電話を出すことができません。

 

 これからスマートフォンを始めるなら、どちらがいいのか。それは一概にはいえませんが、iPhoneは今のところ、1年に1回は新しい機種が出てきます。現在は3年も経つと、新しい「OS」が動かない可能性があります。

 たとえ新しい「OS」が動いても最新の機能は最新機種でしか使えないということも多いです。ただし、古い「OS」の機能は使えるため、新しい機種にした時にそのままアプリも移して使える場合が多いです。

 

 「Android」は新しい「OS」が出ても、最新版にできない機種が多く存在します。それは発売時に「Android」を自社用にいじった部分があるため、単純に新しいものと置き換えると不具合が起きる可能性がある為です。

 そこで、せっかく新しい「OS」がでて、そこに魅力的な機能があったとしても、それは新しい電話を買わないと使えないかもしれません。

 これはその発売元によって分かれます。最新の「OS」をすぐに提供するところもあれば、しばらく経ってから提供するところ、まったく提供しないところ等があります。

 スマートフォンはさまざまなアプリをいれて自分用にカスタマイズできるのが魅力ですが、最新の機能を使ったアプリを使うことができない可能性もあるので注意が必要です。

 

 そして「Android」は携帯会社の製品発表会で新機種が出てきます。単純に現在の携帯のパワーアップ版というものは少なく、機種変更ですべての機能を新しい機種でそのまま使えるとは限りません。

 

 iPhoneでは、現在のところ、「ワンセグ」「おサイフケータイ」「FeliCa」は使えません。「ワンセグ」は日本独自の機能のため、今後も搭載されることはないと思います。ただし、外付けの製品で見ることは可能です。

 「おサイフケータイ」も日本独自の仕様で、本体に「FeliCa」用のチップを搭載していないので、使えません。

 この辺の日本独自仕様のものをよく使う人は「Android」が選択肢となるでしょう。

 

 それぞれにいい点、悪い点があるので、自分が気に入った機種が、現在自分の使っている携帯とくらべて、使える機能、使えない機能がどれで、それが必要かそうではないのか一つずつ比べてみるといいかもしれません。